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【デスゲームチャット】T.R.A.D.E

                  
ソナー1/15 15:49
デスゲは楽しんだもん勝ちなので、仲良くしましょう

部屋主Twitter垢@sonarRP_Lolita
詳細wiki→https://w.atwiki.jp/trade_deathgm/pages/16.html
5500ペーパー21号12/27 23:09
((えっくるいし
5501ペーパー21号12/27 23:09
((くるしい
5502M1A112/27 23:29
((……??
5503ソナー12/27 23:34
((………………おえ
5504おソナっちゃん醤油さん12/27 23:35
((かーちゃんどうやってなーちゃん見つけたんです?
5505お試し12/27 23:37
((そこらへんはかーちゃんにきいて
5506びょーま12/27 23:38
((きっと愛だよ
5507おソナっちゃん醤油さん12/27 23:39
((かーちゃんきっと赤いスポーツカーでグラサンかけてドリフトかましながらなーちゃん撥ね飛ばしたんだな
5508ソナー12/27 23:44
((……エンディング処理は延期です
ボーナスゲーム行くよ
5509びょーま12/27 23:45
((お通夜なんですが
5510おソナっちゃん醤油さん12/27 23:50
((お通夜を荒らして飲む酒はうまい
5511びょーま12/28 23:33
((上げるよ
5512ソナー12/29 08:36
《ゲームが終了しました》
《エンディングモードへと移行します》

─────────────

《エンディングを実行》
┌───────────────┐
├IIIIㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ ㅤㅤ┤
└───────────────┘

《エンディングを実行》
┌───────────────┐
├IIIIIIIIIIIIIIㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ ㅤㅤ┤
└───────────────┘

《エンディングを実行》
┌───────────────┐
├IIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIㅤㅤ ㅤㅤㅤ┤
└───────────────┘

《エンディングを実行》
┌───────────────┐
├IIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIㅤ ┤
└───────────────┘

《エンディングを実行》
┌───────────────┐
├IIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIII
└───────────────┘

《■■ディ■■を■行》
┌───────────────┐
├IIII I III II IㅤIIIㅤIIIIII IIII II IIIIII I III┤
└───────────────┘





《Access》

《Access》

《Access》

《Access》

《Access》











《失敗》
5513ソナー12/29 08:36
















《masterによって、エンディングは実行されませんでした》















《システムエラー》



《システムエラー》







《ERROR》《ERROR》《ERROR》《ERROR》

──────────────────



《エンディングはありません》


《エンディングは無くなりました》










《ゲームを開始します》
5514ソナー12/29 08:37
「………………先生」

GMの1人。
ネイバー。

目の前にいるのは。
先生。

「本当に……許してくれるのか…?」

一生かけても返しきれない恩をくれた、先生。

「俺の我儘を…こんなにあっさり通して、ゲームを壊して…良かったのか?」

そして先生に、また恩を作ってしまった。
命が幾つあれば、全部返しきれるだろうか?
返せない恩を受け取って、幸せか?


どうだろう。


「先生、独り言とかにしてさ、聞かなかったことにしてくれないか…?

俺は………もう何も貰いたくないんだ…」

先生は、何故自分の言葉を聞き入れたのか。

分からない。
分からない。

先生。
教えてくれよ。

先生は、どうして"あげたく"なるんだよ。
5515ソナー12/29 08:37
そんな、哀しそうな目を向けないでください。

「私の大切な生徒から出た、小さな本音ですよ?
それを無視して仕舞えば、それこそ先生として…いえ、私自身として、失格になってしまいます」

やりたいから、しただけ。それは、長年私の元で学んできた貴女なら、分かっていると思っていました。
ああ、いえ。私も貴女の事を分かっています。貴女は、私のプレゼントを受け取ることを拒む…そんな弄れた、可愛らしい生徒でした。
5516ソナー12/29 08:38
「このまま終わらせたくない。
その一心で本音が出たのでしょう?隠す必要なんてありませんよ。寧ろ誇らしい事です」

それが嬉しくて、ゲームを改変したのだから。ゲームは、最後まで予定通り進むだけのものではありません。生徒が望むなら、ゲームルールを引っ括めてまで、やってしまうのが、ゲームです。

「彼等の結末を、変えてみたい。
良いじゃありませんか。」

恥じる事はないんですよと、そう貴女の頭を撫でてあげました。そうすると、渋々ながらも頭を縦に振ってくれるのです。それがどれだけ可愛らしいことか…。
5517ソナー12/29 08:38
「それに」

頭に置いていた手を離すと、まだ赤く色づいた道路を移すモニターを見つめます。そして、ゆっくりと、そのモニターを我が子の様に撫でて…その血に込められた思いを汲み取ります。

「折角生きる事が出来たのに、このまま自由な生活が送れない。

私は、とても悲しいです。
許せないのです」
5518ソナー12/29 08:39
「ネイバー、支度をしておきなさい」

先生は、立ち上がります。
後は、彼が立ち上がってくれるかどうか、ですが。このゲームを終わらせるのは、私でもなく、ネイバーでもなく、その他の可愛いGM達でもありません。

1人の参加者にのみ、2人の世界を救うことが出来るのです。





さあ、終わらせましょう。




「彼を…旺久利さんを、その近くの裏道に案内してください」









これが、スペシャルゲームです。
5519ソナー12/29 08:39
((さあまっちゃん、絡もうぜ
5520まっちゃん12/29 08:57
((
5521まっちゃん12/29 16:49
【エンディングを実行】

【できませんでした】

【ゲームを開始しま───】

何処かで機械的な音が響く。
本当は、そんなもの聞こえてないのかもしれない。
むしろ、今ここに存在しているのかどうかもわからない状態で。
私は今、今まで、これまで、何をしていたんだ──…?
ぼんやりとし始めた頭の中で考える。
いくら、いくら、必死に考えても。


君の名前が思い出せない。


それだけが、必死に脳にこびりついた。

何を思ったところで、漠然と死ぬことを察する思考回路は、途中で動くのをやめた。
意味不明。
理解不能。
読解不可。

…意思疎通すら伴わないのならば、無意味で無価値で、不気味な日常とサヨナラを告げたかった。

 



──────…


 
5522まっちゃん12/29 16:51


 



「さよならを言わないでくれ」

男はとても悲しそうに笑う。

「赦すと言わないでくれ。」

男はとても悲しそうに笑う。

「ごめんねと言わないでくれ。」

男はとても悲しそうに笑う。

笑って、笑って、笑って、笑って。

笑うのが精一杯の努力だった。

アホらしく演じるのが、精一杯の楽しみだった。


「許されて、痛かった」


じくじくと膿が溢れ出て止まらない。

どれだけ痛いと叫ぼうと、誰も振り向きはしない。

妻を殺しました。

その後に娘を殺しました。

愛した2人を手に掛けて、私は満足しました。

この手で殺せたことに感謝を致しました。

本望だったんです。

私にとっても。

彼女にとっても。

実に素晴らしい話です。

これでよかったと笑える日がやっと

やっと来たんだと思うと
5523まっちゃん12/29 16:51
とても嬉しく思えます

ありがとう

ありがとう

ありがとう

ありがとう

ありがとう

ありがとう

ありがとう……

全部、みんな、全部、みんな、みぃんな…




死んで、しまったね。


 
きもちよく

快感を覚えて


身を震わせて愛を述べて
このままがいいって

あいを

しっていたせいだ

まんぞくいたしました

まんぞくできました。

 


なんて

 


 
5524まっちゃん12/29 16:52

 

 



 

 

「ごめんなさい」



 



 

 
5525まっちゃん12/29 16:53


 




嘘。

本当は


とても怖かった。


怖かった。
痛かった。
この恐怖は誰にもわからないだろう。
人を殺す感覚が
2度も3度もこの短い人生の中にあっては一溜りもないだろう。
拭いきれない罪悪感が背中を這いずり回る。
何度後悔して、死のうとしたか。
夜が近づく度に吐き気に苛まれ、涙を流したことかわからない。
気が付いたら、狂っていたらしい。
泣かないということが出来なくなってしまったんだ。
罪の重さと残酷さに身を震わせることしか出来なくなってしまったんだ。
嫌だ、こんなの嫌だ。
楽になりたいと何度願いながら、死ぬのは嫌だと逃げてきたのかわからない。
しにたくない。
けれど、しにたい。
何故こうも人は頭を難しく動かすのか?
妄言よりも論点の開示なのだよ。

「わかるかね!?」

ハッと気が付けば、そこは夕暮れだった。
黒板が叩かれる音が教室内に響く。
生徒は私一人だけであった。
黒板を叩く犯人など目の前におらず、チョークだけが地面に落ちて割れる。
縛られたような感覚さえないままに、体を蝕む倦怠感が安心感を与えた。
必死に机の端を睨みつけては、転がる鉛筆を捕まえて黒い濁りを更に塗りつぶす。
ガリガリ、ガリガリと。
そこに何を書いていたのかも思い出せない。
好きと嫌いを無限に端折っては嗚咽に耐えきれず人目を避けていた。
怖いと感じてしまった。
走馬灯のように駆け巡る感情と記憶が、混濁する。
波に攫われたようだ。
深い深い闇に誘われたようだ。
目まぐるしく移りゆく光景。あの日のように何も無い箱に横たわる運命ならば、それもまた贖罪なのだと受け入れるしかないのか。

恥の多い生涯を送ってきました。

阿呆でもわかる一節が脳裏に易々と浮かび上がるのは、誰のせいなのか。

 
俺は漸く、気が付いたんだ
5526まっちゃん12/29 16:55


 




「────────────────まっ、て」


 

 
5527まっちゃん12/29 16:55
 



手を伸ばした先に君はいるか

【あなたにはぼくがみえるか】

手を伸ばした先に何があるか

【あなたにはぼくがみえるか】

私には見当もつかなかった。


つい、数分前のことなのだ。


君と、明日のことを喋って

明後日のことを笑って

それだけで満足出来たと、慢心してたのに

 
5528まっちゃん12/29 16:57

 


「いやだ」

 
「やだ…」

ポツポツと後悔の念に苛まれる。
1人で、海を撮した。

「たすけて……」

「まだ、しにたく、ない…」

人殺しなんて、できなかった。
したくなかった。
みんなと笑っていたかった。
羨ましかった。
普通じゃないことがひたすらにいやで、笑ってきただけなのに。

「ひとりで、しにたくないよぉ…」

幼い子供のように、浮遊感すらなくなった部屋で1人泣く。

「こわいよ……」

「たすけて…」

「たすけてぇ……」


──あんたみたいなできそこないは、誰も必要としてないのよ
 

ノートの枚数が残り僅かでした。
それだけでも十分恐ろしいことだったのに、汗が止まらないのは何故?
今壊れるくらいならせめて人肌に触れていたかった。
そこにあるのは【したい】だけ。
【したい】だけ。
【したい】だけ。
……

なにを、したいんだ?

君と本を買うこと

君と花を買うこと

君と花瓶を買うこと

きみとわらうこと

それ以外に必要なもの、少しでもあったんですか?

運の無さを恨め。
 
自分勝手だ。

ざまぁみろ。

 
あんな妄言



全部、全部。
5529まっちゃん12/29 16:58




「おまえ《おれ》のことだよ────────……!!!」


カラカラと世界は笑う。
ガラクタが募る玩具箱を眺め回して、笑いさえおこらないような静まり返った空間に、男は1人彷徨う。
死ぬ。
何となくそんなことを確信した。
呆気なく、死ぬんだなと思うとなんともやるせない気持ちになるが。


【死への恐怖】や
【最後の晩餐】を悔やむことに、
【心残り】なんて、あるはずがなく──…
 


 

「嗚呼…でも、一つだけ……」



“先生”



「心残りが、あった…」



“ねぇ”


 

「気になってしまう…」




“せんせぇ?”
 


 

「……きみ、あの時、なんて言ったんだ…」

 
5530まっちゃん12/29 16:59
 



“■■■■”
“このくらい誰でもやってる”
 
“アナタに死なれたら困るんです”


“警察の怒号”
“お前がやったと認めろ”

 

 
“ナナって呼ばれるのがいいんです”
 




“灰皿”
“僕が全部悪いから”


“人間不信”
“■■くんは裏切らんといてや”

 
“感情の欠如”
“私のこと見てよ”
 

 


 



“アナタと一緒に帰らないと、意味がないんです”


 



 
5531まっちゃん12/29 17:01

 



 


「ッ、あ゛──────────」

意識に火花が散り、目頭が熱くなる。
突然重力に引っ張られる感触を取り戻し、ふらついてしまった。
そのまま、足に力が入らないといったように地面にぺたりと座り込む。
薄暗い部屋?
何も無い場所?
ここは…黄泉か?
阿呆らしいと男は困惑のままに痛む頭を抑えた。
だが、ひんやりとした空気が頬を撫でた。

「────っ、ここ、は…」

ふと違和感が視界に映り込む。
否、正確に言うと写り込むべきでは無い景色がそこにあったのだ。
快復した視力に、脳が揺さぶられるようにして吐き気が込み上げてきた。
それ止める人がいる。
止めなければならなかった人がいる。
必死に頭痛に耐えるようにしてこめかみあたりを親指で押し潰し、空気をゆっくり吸い込んで、己の心臓が脈打つのを確認した。

「…なんで…………」
5532ソナー12/30 10:17
「なんで…と言われましても、貴方は生きていますから」

正確な答えが出せない所を、どうか許して欲しいのです。
貴方を真面に動ける程度、回復させる為に必要な人員がどれ程だったかは伝えませんが、生徒のお願いは心の許す限り応えてあげるのが、先生の務めですから。

力なく座り込んでいる貴方の前に、スポーツドリンクを置いておきます。何に魘されていたのか、それは先生がよく"解っていて"、だからこそまた倒れてしまうのを裂けたいのです。笑顔は崩さず、貴方に語り掛けます。

「少し外に出れば、貴方の見覚えのある街だと気付くでしょう。

そして、貴方だけがここに居るのは、今が緊急事態だからです。
…棗菜さんに関連する……と言えば、彼をよく知っていて、且つ記憶を"見た"貴方なら…彼を救えると思いまして」
5533まっちゃん12/30 18:49
「…は?」

(目の前に置かれたスポーツドリンクを睨みつける気力などない。
男は1人、生きてる、とその幼声に告げられて頭をあげるしかたなかった。
視界に映り込むのは、景色か?
それとも、人か?

はたまた、────少女の形をした、神なのか?

死んだと決まったはずの男が現実に帰ってきた。これほど奇妙で不気味な話はないだろう。
男は得体の知れない気味の悪い言葉の数々に眉を強く顰めた。
なぜ生きている?
ここは何処だ?
お前はなんなんだ?
他の奴らは──────…

 

彼奴は、どうした

 
衣擦れの音が響く。
ふらりと立ち上がり、少女が吐き出す単語一つ一つが分離されていく。
男は顔を顰めたままに、その名前を初めて読み取ったのだ。)

「なつめ、な、さ、ん…?」

(棗菜 七乃という男がいた。
非常に覚えづらい名前をしておきながら、彼の感情はすぐさま顔に浮き彫りになるから読み取るのは全く支障のない、如何にもアホらしくおかしな案山子がいた。
一体全体それが誰のことだったか思い出せない。
君の名前が思い出せない。
顔は思い出せるのに。
記憶が交差して、渡り歩いて、黄泉へと謳われ番に結びひとつの新たな記憶を作り出す。
これは、なんだ?
棗菜 七乃という男がいた。
とても可哀想で、とても無様で、汚らしい餌のような猫がいた。
君の顔が思い出せない。
名前は思い出せるのに。
少しずつ灰になり消えていく様を笑いながら見つめる。
このきおくはなんだ?
5534まっちゃん12/30 18:50
“なーちゃんは裏切らんといてや”
フラッシュバックする残酷な光景と、吐き気のする甘ったるい匂いに噎せ返りそうになった。
“人を信じたらあかん”
ぐるぐると、喉の奥まで入り込むような汚い憎悪と欲情、そして濁った愛が胃の奥から吐き出されそうになった。
「母さん」
人を呼ぶ声が聞こえる。
「なんでこっち、見てくれないの」
人に縋る声が聞こえる。
「なんでいつも彼奴ばっかりなの」
その声は、誰にも聞こえない。
誰にも届かない。
振り向いて欲しかった貴女でさえ、俺の意のままに動いてはくれなかった。
ひとつ、1回、一瞬だけでよかった。
こちらを向いて、笑ってくれたらそれだけでよかったのに。

取り戻せるのか?

汗が止まらない。
何度も失敗し、転がり続けてきた人生に、蜘蛛の糸が垂らされる。
地獄から天国へと昇れる糸。
脆い糸。
何故俺だけが?
感情に頭が追いつかず、勢い余って、気がつけば少女の胸倉を掴みあげていた。)

「何が、あった」

(ナナくん
ナナくん

ねぇ

ナナくん?

どうしていつもはすぐに帰ってくる君の、帰りを待つ側にならないといけないんだ?
どうして隣にいないんだ。
何故?

「一緒に帰らないと意味がないんです」

嘘だと言うな。
嘲笑うように風が首をなぞり、吹き抜ける。
自分しか助けられる人間がいないだなんて、どんな小説を読んでも1度は見た事のある台詞ではあるが。
血走った眼は少女の感情をまさぐるようにして見開かれた。)

「あいつはどこにいんだ、おい、答えろ、今すぐ、答えろ!!!」
5535まっちゃん12/31 12:29
((あげとく
5536ソナー1/1 09:28
「端的に伝えます」

笑顔は消しました。
状況は、全くの面白味なし。放っていた珈琲の底に残る、旨味を感じない苦味しか、そこにはありませんでした。

恐らく、彼は受け入れたくないですから。

「棗菜さんがお母さんといる時の記憶を、貴方は見ましたね?

……棗菜さんが、お母さんに連れて行かれました」

しかも、周到に車で撥ねてまで…と、ここまで伝えます。
彼の人生は、救われた後に檻に入れられようとしています。寄りによって、肉親の手で。

「恐らく…いえ、ほぼ間違いなく……棗菜さんは幸せを味わうことはなくなるでしょう。その為に…貴方をここへ連れました」
5537ペーパー21号1/1 21:43
((埋まらないトマトアタック🍅)))
5538ソナー1/2 18:12
((揚げトマト
5539まっちゃん1/2 19:22
「…………っ」

(相手の笑顔が失われる。それがさらに訝しげな感情を孕んだ。
掴みあげた手を振りほどいて、全てを見透かした少女を解放する。このままにらめっこを続けたところで意味なんてないと、彼女の説明文をなぞりながら理解したからである。

記憶を見た貴方なら助けられると思って。

そんな馬鹿げた話があるのか。
彼の幸せがどうとか、本来なら朝飯を食べなかった、なんていうレベルでどうでも良く、無関心だったことなのに。
車で跳ねてまで監禁をするその肉親の感情は相変わらず分かるはずがないが、この親にしてこの子あり、という言葉があるくらいだ。何かしら複雑で、平凡な考えしか持てない自分に理解などできるはずもなく。
住む家に帰れたならば、それでいいんじゃないのか?



 助けられるのか?


     違う



 


  取り返せるのか?

 
借りたものは、本来あるべき場所に返す。それはどの図書館でも同じルール。返さなかった場合は罰金となる。
これは、どちらがどちらの立場なのか。見当もつかなかった。
天狗の如く笑っていた男の表情が険しくなるにつれて、少女は口を減らしていった。
もう説明などいらないと、言わんばかりに。)
5540まっちゃん1/2 19:22

「………間に合うのか。
……場所も、わからないのに」

(彼の幸せがなんなのかわからない。
だが、ひとつと言わず、彼とはたくさんの約束をしてしまった。
守れもしない約束。
こうして目の不自由は解放されたが、一時の夢だと思えば0も1も変わらない。
だが、約束してしまったのだ。
壊せない壁が脆く崩れていく感覚が見に染み付いてしまったほどに、愛しく呆れてしまうような猿芝居。
空間にいる。
この世に産み落とされた時、どんな産声を上げたか?
それにどんな意味が含まれていたのか?

────先生、…絢桐、さん…

ぞわ、と背筋に悪寒が走る。背骨が串にでもなったようだ。
この私が彼なしでは生きていけないだなんてことがあるはずがないのに。
むしろ、そうなれと望んだのは私側なのに。
悔しいと苦虫を噛み潰したような表情を滲ませて、首を横に振る。
関係ない。
彼の幸せなんて、自分には関係ない。
どれだけ不幸に陥っても、関係ない。
結局は赤の他人なのだから。
干渉するに値しない。
価値がない。
意味が無い。

だけど、まだ足りない。

彼が絶望に鳴く姿が、それ如きが心残りになるくらいなら。この手で絞めてやる。

あいつを殺すのは。

殺せるのは



 


俺だけなのだから



 
)

「…場所は。何処だ?吐け、わかるところまで全部吐け、吐き出せ」
5541お試し1/3 12:53
((あげるよ
5542ソナー1/3 16:39
「場所は伝えられます」

彼等二人が、どんな約束をしたのか。

見ていました。
けど、理解はしませんでした。

理解するには、あまりにも不可侵で、穢れて、疎外で。それでも何処かに、美しさがあった。入り込む意味があるのかと言われれば、私は即座に首を横に振るでしょう。

ゲームの運営は、道を用意し、攻略を促すのが役割なのです。

「スマートフォンを受け取ってください。マップのみ、これに入っています。
そして、目的地が棗菜さんの場所に指定されています」

胸倉を中心に乱された服を正し、ポケットから何の飾りもないスマートフォンを差し出します。ディスプレイにはこの場所が映し出され、普段使うようなものとほぼ変わりはありません。

でも縮尺を変えれば、ひとつの場所が強く表示されるでしょう。
そこが、彼が向かいたい…彼と会える場所となります。

「私が分かっていること、提供出来ることは、彼の現在地。そして、事件が起きた直後の彼は生きている…それだけです。
これ以上、私からは介入しません」
5543ソナー1/5 13:59
((あげぇ
5544小夜時雨1/6 22:28
((あげ
5545小夜時雨1/7 18:48
((あげる
5546まっちゃん1/10 14:18
「──────っ!」

(少女のポケットからその四角い機械が取り出され、ざっくりとした説明文が流れる。
なんの悪ふざけなのかは知らないが、今はこれに頼れと言われているみたいで癪に障った。
だが、頼れるものに頼っておいた方が良い。
差し出されたスマートフォンを数秒覗き込み、それが本当に正しい道になっているのかさえもわからない中で愈ひったくった。
これ以上は関与しないと明確な意志を見せた少女に背中を向ける。用はなくなったからだ、と言いたいところだが、面と向かって彼女と話すことを避けたかったからである。
苦い。
口の中に広がる鉄の味に眉をひそめて、タイムリミットに追われながら男は路地裏を飛び出した。
5547まっちゃん1/10 14:19

 
案外、外の世界は何も変わらない様子のようで、久々故か異世界のように思える。
スマートフォンを片手に道を歩く人間や、駄弁りながら店に入っていく人間。
男が嫌った風景がそこに広がる。
だが、いちいち嫌気に苛まれている必要も暇もない。
スマートフォンに表示されたマップを頼りに、ひたすらに人と人の間をすり抜けて走り出す。
昔はよく、少し走ったくらいで体力の限界を感じ、噎せていたものだが──…
今はどうだろう。
勿論年齢のことを考えた疲労はあるが、そう簡単に倒れるということをしなかった。
この目と言い、「この方が何かと都合が良い」の理由なのだろうか。
我武者羅に身体をあちこちにぶつけせながらも走る。
その先に、本当に君がいると未だに信用しきれていないが。
信じるしかないと、思いながら────…

ドンッ

)

「わぁ…!?」

「い゛っ…!」

(前方から歩く人影を認識したのは既に地面に転がってからであった。
肩と肩がぶつかりあったのだろう。前のめりになったからだとそれに追いつけなかった足が絡み合って滑る。
ボヤける視界で相手を睨みつけようとして、衝撃で脳が揺れた状態の景色は空目が酷いことを自覚した。
相手は男のように尻もちをつくことはなく、驚いた顔で平然と立ち尽くしていたが男と目が合えば「大丈夫ですか?」だなんて理由をつけてはすぐに慌てた様子で寄ってくる。
来るな、と言いかける言葉を飲み込んで、なるべく目を合わせないようにした。
暑い。
今日は、妙に暑い。
額から流れる汗が気持ち悪くて、さっさと立ち上がると、相手を無視して同じようにして地面にころがったスマートフォンを拾い上げた。
幻覚や空目に構ってる暇はない。
そもそも、知らない人間といきなり話をすることすらおかしい話なのだ。
今、忙しい。
どれだけ無視を決め込もうと変わらないその心配そうな顔から目を逸らして踵を返し、また走り出す。
今、忙しいんだ。
構ってる暇はない。
そう自分に言い聞かせては急がねばと、或いはその場から逃げるように走り去る。
走って、走って、走って。
運動なんて、そもそも好きでも得意でもないのに。
どうして、何に突き動かされてこんなに焦らなければならないんだ。

もう二度と、失わないためだろう──!?

そのためには、息継ぎをする時も、必ず走らなければならない。
走って、君の背中に触れなきゃならない。
雑音も、雑念もいらない。
1回きりなんだ。このままだと、きみを永遠に見失う。
5548まっちゃん1/10 14:20
 


ソンナコト、ユルサレナイ

 


踏切を超えた向こう側にある錆びた一軒家。
全く見覚えがないのに、無事にたどりつけたのはきっと、この電子端末のおかげということなのだろう。
汗ばんだ手のひらを拭いたい気分が真っ先に出てきたが、ぴったりと本が閉じられる。
扉の奥を指し示すそのアイコンは、休む暇はまだないと言わんばかりに睨みをきかせて空を仰ぐのだ。

────カシャン

スマートフォンが地面に零れ落ちる。
そのまま、何も迷わずに、何も躊躇わずに、玄関へと向かえば良いのだ。
それだけのためにこの場にいるも同然なのに。
それを阻止する奴がまた前に現れる。
フードを深くかぶり、顔は見えないが。
それでも、服装からして女であることは間違いない。
ド、と過去の新聞の記事をふと思い出しては冷や汗が垂れる。
臆している暇はない。
誰であろうと、邪魔をするならそれまでだ。
今までそうしてきた。
何度だってそうしてきた。
だったら今も変わらない。
そうだろう?
……
前へ、進む。
それしか道はない。
目的地はすぐそこにあるのだ。
今更立ち止まることは許されない。
男は眉を吊り上げて、女を至近距離から見下ろし、一言。言葉をあびせた。)

「退け」

(それだけで良かった。
ずっと、その言葉に逆らう者は居なかったのだから。

……嗚呼、でも

ひとつだけ、1人だけ、別がいた気がする。

……

夏は、まだ先だというのに。

………………

暑い

……)

「どうしてですか?」
5549まっちゃん1/10 14:21

(女は男にたじろぐこともせずに俯いたまま反論の言葉を示す。
嗚呼、知ってる。
捲ったことのあるページだ。
古本を燃やすのと、何ら変わりなかった日常に、ひとつの刃が降り注ぐ。)

「いいから。退け」

「何故です?」

「…………」

(どれだけ脅迫をしようと、どれだけ威嚇しようと、この場から退散しない女。別に、幅なら沢山ある。わざわざどさかなくても辿り着けるはずなのに、見えない壁でもあるみたいに体はそちらの選択肢へ歩もうとしなかった。
何故か?
信じたくないからに、決まっている。
厭な勘というのは大体当たるもので、男の表情は深刻なものから険しいものへと移り変わった。
それも、仕方のないことなのだ。

 


『××県 ××市のマンションが全焼 火は通報から約6時間後に消し止められたが奇跡的に負傷者は出ず、全員外に避難していた』

 


 
この電話番号は現在使われておりませ─…
 
 

 
ギリ、と歯を食いしばった。
風が通り抜ける。
フードが綺麗にめくれあがり、その顔が、その本性が、顕になる。)

 

「お前は…っ
どれだけ俺の邪魔をすれば気が済むんだ、


 

鵜久森 禀──────…!
 


 



 
 
5550まっちゃん1/10 14:23


 
 



 


「……」

 


 


 



 
5551まっちゃん1/10 14:23
「…そんなふうに気安く呼ばないでくれる?
あと、無駄に尺取りすぎ。あんたと違って私は暇じゃないの。」


(少女は、傷一つないその目で男を見上げる。
焦る様な顔を滲ませ、あからさまに嫌そうに口を結ぶものだから。
それが面白いらしい。ふ、と鼻で笑った後に図々しくものを言わすように腕を組み始めた。
男はそんな態度に『いつものようにして』腹立たしい念に苛まれる。
知りたくなかった。
思い出したくなかった。
舌を噛みちぎるほどに憎たらしい相手が、何十年越しに目の前に現れるなど、誰が予想したか?

……否、ついこの前会ったのだが。

それでも、こうしてまた出てくるとは思わなかった。
顰められた眉は一層深くシワを刻み付け、男の思考を屍へと変換していく。
深く、それでいて細く、だが慢心的に。
男は溜息を吐き出して女の胸倉を掴みあげる。)

「……退け、邪魔だ。
また殺されたいのか?」

「……」

(脅し文句。それしか、喉から剥がれなかった。


つき飛ばせばよかったのか?

放り投げればよかったのか?

掴みあげたはよかったが、それからやることが、いつもなら浮かび上がってくるはずなのに。
何色かもわからない眼に奥を見透かされてるようで、吐き気がした。
首を撫でるような冷ややかな視線に力が篭もる。
あの時、確かに殺したはずなのに。
どうして目の前にいる?
まだ邪魔をするのか?
どれだけ妨げれば気が済むというのだ。
男の苛立ちは募るばかりだが、少女はそれに対しても微動だにしない。
まるで、もう慣れ果ててしまっているかのようで。


気持ち悪い


素直に、そう感じてしまった。
意外にも、あっけなく胸ぐらを掴む手は少女によって振りほどかれ、少女はそのブラウンの髪をかきあげるとパーカーのポケットからそれを取りだした。)
5552まっちゃん1/10 14:23

「っ…………」

「……だから嫌なのよ。こういうの。」

(日に当たり、ギラつく銀。
紛れもない凶器が小さな掌の中に収まる。
息が止まった気がした。
新品なのかはわからない。そんなことより気にしなければならない点なんて、いくらでもあるのだ。
男は慌てたようにして周りを見渡す。
人は愚か、物音ひとつすらない空間で、何に脅えたのか。
そんなに、人間らしく。
神は目を開き、麩を閉ざすようにしてゆらりゆらり波に打たれる。
少女の手にあったのは、殺傷能力のある真新しい包丁。
如何にもといった感じで、現実味のある武器であった。
それで殺すのか?
そんな欺瞞さえもバターのように溶かしてしまう。
何度もこの手で人を殺してきたはずなのに、今はそれすら恐ろしいなど知りたくもなかった。
気が付きたくもなかった。
だが。
少女は大した反応を見せなかった。
寧ろ、もっと冷ややかな感情を向けて男を睨みつける。)

「誰を殺してでも、救わなきゃならない奴がいるわけでしょ」

「…………」

(くだらない。
それだけ彼女はつけ加えて、包丁を男の胸に押し付ける。
一瞬の隙が命取りになるのは百も承知で、だからこそ男の身体はそれだけでもドキリと強ばったが痛みはなく。
体の面と並行になるように、そして同化するようにして押し付けられた包丁は少女の手から離れる。
重力に従うだけになったその刃を男は慌てて受け取り、手間を省いたのだった。
けれど、一向に少女の目的が解らずにいる。
警戒心は愚か、疑心までもが芽生え始めた頃、少女はあっけらかんとした顔で言ってのける。)

「なら私も協力してあげるってわけ。」

「…………は…?」

刹那

少女のオレンジは光る。

彼女のライトグリーンは鈍り

血の赤が舞う。

ブラウンの髪が男を横切るその一瞬

 

 

 
心臓が跳ねた
5553まっちゃん1/10 14:25





 


「あんたが────“最初の殺人鬼になるんだ”」

 



 
5554まっちゃん1/10 14:26


 


「っ……!」

ばっ、と振り返る。
しかし、既に少女の姿はどこにも見当たらず、今までの出来事も会話も、全てがうそだったと言わんばかりの雲隠れであった。
だが、確りと手に持たされた包丁だけが、この短時間で起きた全てを脳裏に焼き付けていた。
心拍数が上がる。
どんなSFの物語でも、こんなに急展開なものは見た事がない。
所謂、駄作そのものだが。
恥の多い生涯を送ってきました、だなんてフレーズしか浮かばすことの出来ない能無しにお灸を添える程度の補足だというのならば。
ちょうど良かったりも、したのかもしれない。

男は無くなった障害物の影を踏みながらおんぼろな一軒家の扉に手をかけた。
ドアノブがひんやりしている。
手のひらが張り付くことなど、まず無いのだが、男は小心者だった。
一旦手を引っ込めては息を止めてドアノブを捻る。

開いている。

不用心と言うべきか、都合が良いと言うべきかはわからないが。
これじゃあただの空き巣と同じじゃないか。
だから……なんだ、という話ではあるが。
ここまで来て慎重になりすぎるのも良くない。
意を決して、男は家の中へと足を踏み入れた。

「あ」

「あ」

いきなり目が合う。
その濁って、やせこけたビー玉の目。
誰だ、と聞く前に男は突然色が抜け落ちたように全てを失った。
玄関で、見つめ合う時間など、ほぼ0に等しかったが、それでもお互いには永遠とも思えるような時の流れであったに違いない。
……相手がどうかは、知らないが。
女と目が合う。
其の顔は、あまり似てないような顔。
だが、見覚えがうっすらとある顔。
邪魔な顔。
一瞬で、こいつか、なんて無礼な感情が沸き立つ。
要らない。

「────!!!!─、──────!!!」

女は癇癪を起こしたみたいに突然叫び出した。
当たり前のことなのだろうが、男はそれを不思議そうに見つめる。
何を言っているのかすらわからないからである。
濁った言葉、声、からだ、目、その全てに思考を乗っ取られるのが嫌で、口を結ぶ。

「─…、────!!────────!!!!」
5555まっちゃん1/10 14:26
面倒臭い

うざい

邪魔

黙れ

要らない

ムカつく

ぐるぐるぐちゃぐちゃ

色んな感情が混ざる。

本を読みたい

花を見たい

花瓶を選びたい

それだけ

笑いたい

それだけなのに。

せっかくできたのに

死にたくない理由が増えたのに

どうして

いつもいつも


「かえし、て…」


気が付いたら、言葉が震えた。
幼子のような言葉で、大きな敵に立ち向かう。
小さい頃の憧れ。
大きい大人を殺して、自分だけの世界を作り上げようとしたあの時。
みんなの夢。
自由を手に入れるために手段を間違えた日。
腥い。
甘い。
ドロドロした膿が足元を固めてしまう。
ひんやりとした空気が首を撫でて、心臓を鷲掴み、握り潰す。
怖い。
痛い。
口が裂けても『逃げ出す』というコマンドが打てない。
そのためにいるのではない。
どうしてこんな目に遭わなければいけないんだと冷静になる暇もない。
救わなきゃ
あんよが上手じゃない彼の為に
違う
5556まっちゃん1/10 14:27

  




全ては、俺の為に──────!!!!

 


 
5557まっちゃん1/10 14:28


「うわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
5558まっちゃん1/10 14:29


 



血が染まる





 何度も何度も


 


ころす


     刺す




 痛そう

 


「────っ」




ログアウト



 

「ッあ゛」

再起動

「っ」

初めて人を殺した日

僕がはじめて殺した日
5559まっちゃん1/10 14:29


「は」

ありがとう

「ッ」

ありがとう

「はぁ、」

ありがとう

「ぁ…」

ありがとう

ありがとう

ありがとう…
5560まっちゃん1/10 14:30
「……………………」

 
気が付けば、床には痩せこけた女が血まみれで倒れていた。
心臓には包丁が立ててあり

誰がこんなことをしたのかと思う暇すらなく

なく


 

男は土足のままに転がり込んだ。

部屋の奥へと進む


そこにあると信じて

そこに君が眠ると夢見て
5561まっちゃん1/10 14:31
((これ以上何書けばいいかわからないからお試しにパスするわ頼む
5562バナ飯1/10 16:23
((アカウントパス忘れただけならまだいい……画像……おい……
5563バナ飯1/11 21:34
((自分用あげ
5564バナ飯1/15 15:44
>>5521


ずっと夢を見ていた。

酷い夢だ。

男は、肌寒い星空の下に眠っていた。それを見ていた。何処までも寂しげで壁に凭れたその姿を棄てられてしまった玩具みたいだと思ったことを覚えている。
男は、柔らかな綿にその身を隠していた。それを見ていた。何処までも弱々しげで恥じらうその姿を棄てられることを恐れた玩具みたいだと思ったことを覚えている。
女は、無機質な陶器に口付けていた。それを見ていたり何処までも無機質で何も彩れないその姿を棄てられたい玩具みたいだと思ったことを覚えている。

選ばれもしなかった玩具[ガラクタ]たち。

自身に執着してしまえばああなってしまうのだろうと、心底恐れたことも憶えている。
ただこれほどまでに鮮明に明瞭に憶えてきたというのに、肝心な誰かを思い出せずにいた。誰よりも棄てられたようにあるのに、誰よりも棄てられることを恐れて、誰よりも棄てられることを望む、棄てることしかできないその誰かのこと。

顔は覚えているのに名前が思い出せない。

アナタの気持ちがわからない。
選ばれる側に相応しくないアナタ。

名前は覚えているのに顔を思い出せない。

アナタは気持ちがわからない。
選ぶ側に相応しいアナタ。

本当に?

わからない。わからない。わからない。

                                        
5565バナ飯1/15 15:44


ただ、

アナタのことを忘れてしまえば俺は俺ではなくなってしまうことだけはわかっていた。夢を見るために閉じられた瞼裏にいるはずのアナタがいなくなってしまった。

なくなってしまった。

──ちがう、

【なくなったんやなぁで、

はじめっから、

なんもなかっただけだ】

言い聞かせるような子守唄は耳を塞いだ。
気付かぬ間に伸びていた数多の腕は目を、口を、塞いでいた。手を、足を、首を、身体を、蝕むように絡みついていた。息苦しさに喘ぎ、溺れまいと藻掻く。泥だらけになった指先を千切れんばかりに伸ばして、その先に救いを求める。


『君は実に馬鹿だな───、』


馬鹿で愚かな俺は、アナタを忘れることなど決してない。アナタを忘れてしまえば、俺は何者でもなくなってしまうのだから。

なーちゃん。

嗚呼、そんな名前で呼ばなんといてよ。

『──ナナくん』

ほら、

この際、誰だったかなんてどうでもいい。まだアナタを求め続けてさえいれば、そう、少なくともアナタは存在する。
過ぎたいたみに別れを告げた最大多数の最大幸福の幸福論者のように塗り潰してしまうことはしない。曖昧でもいいから、胡蝶の夢へと逃げ出していたい。

恥の多い生涯を送ってきましたというのは、あくまで起に過ぎないのだ。結ばれるにはまず起きたことを受け入れて底の底まで転げ落ちていかなくては。


ハッピーエンドの為に、


全てが、己を起承転結へと繋げるために。


全ては、


誰のため、君のため、


俺のために


まだ、アナタの夢をみている。
5566バナ飯1/15 15:45
──────


────

──


「────────……」

「…………ああ、ふふ……起こしてしもうたみたいやな。おはよう……なーちゃん。」

起きた意識に、懐かしい女人の声が降り注いだ。目覚めを阻害する目脂を掬い取るように目尻を拭った女の指腹を追うままに、瞼を持ち上げる。ぼやけた視界は人影を認識する。エタノールが溶け込む饐えた臭いが鼻腔を掠め、肌にひやりと冷えた感覚を取り戻す。鉛を腹に落としたのかと錯覚するほど、身体が重たかった。まるで関節の動かし方も、筋肉の動かし方も、忘れてしまったように動かすことが難しい。乾いてぴったり張り付いてしまっていた唇を瘡蓋を剥がすように開いた。はくはくと動かしても漏れ出すのは薄い呼吸だけで、上手く喉を振るわすことができない。小さく縮こまった肺を無理矢理動かして無理に息を吐き出せば、呻くような声が漏れた。頬を撫でた女の指先がピクリと跳ねたのを肌の上に感じる。

どうしたの?

そう問いかけるように、柔らかく瞳を細めて涙袋を膨らませる表情と仕草は昔も今も変わらない。交わった視線を逸らすことなく……正確には、その女のことなど見てはいなかったのかもしれない。

「…………ぇ、……か…た」

かえりたい。

二三度繰り返すように、声にならない掠れた声で乞う。

かえりたい。

此処ではなく、棗菜七乃の帰る場所へ。

帰らねばならないのだ。

それだけで、それ以外に求めることはなかった。

長い沈黙と共に肌に触れていた指が離れていく。描いていた半月の笑みが引き潮のように引いていくのがわかった。代わりにわなわなと唇を震わす。その表情ですら、昔既に見たことがあった。

昔も今も、彼女は本当に変わらない。

今と昔で異なるのはその瞳に関心も興味も湧くことない自分だけ。

「────……なして?
なして、そないなこと言うん?なーちゃんが帰るとこは此処しかないやろう?妻やいうてはったあの女にも棄てられたくせに。なぁ……言うたやろ、なーちゃんは私と同じやって。せやのになして私を裏切って裏切って裏切って裏切って────────!!」

すぅ、と一度大きく息を吸ったと思えば一息に女は喚いていた。そのまま過呼吸でも起こしてしまうのではなかろうかなんて、無感情に女の狂乱ぶりを見上げてしまう。
5567バナ飯1/15 15:46

すぅ、と一度大きく息を吸ったと思えば一息に女は喚いていた。そのまま過呼吸でも起こしてしまうのではなかろうかなんて、無感情に女の狂乱ぶりを見上げてしまう。

驚いた。

煩いなぁ、とか

帰りたいだけなのになぁ、とか

女に対する感情はそれだけになっていたから。
いっそこうして必要性がなくなったことに感慨深さを感じるくらいで。

とにかく、邪魔だな

って。

動けたら退かすことくらいできるのに。
邪魔なものの払い方なんてものはとっくのとうに知ってしまったから。

早く終わってくれんかな。


ふと、気づく。

顔を覆っていた女は解いた腕をこちらへと伸ばしていたことに。

あ、

「──────っ!!……いっ、ぁ゛……はっ、んぁ………」

思わず声を上げていた。冷めていた体温が急に湧き上がるような熱を帯びる。応急処置とでも言いたげに巻かれていた包帯の上から、傷を女の爪がぎちりと抉ったのだ。手首をひし曲げて圧迫して、痛みを与える。身体は依然思うままに動かすことができず、痛みに急かされ跳ねただけ。強く噛み締めれば歯茎が割れて口いっぱいに鉄臭さが広がった。

痛みに捩ろうが喘ごうが女は構わず文句やら何やら吐き出し続ける。

「……ごめんな、せやけど……なーちゃんが悪いんやからね。」

最後には聞き飽きた言葉で慰める。

うんざりだ

返事はしないかわりに吐き出した息に纏わりつく呻き声だけを漏らした。
5568バナ飯1/15 15:47

一気に痛覚を取り戻した脳が揺らいで吐気すら覚えたが、息を殺すようにしてやり過ごす。何もしなければ事なきを得ることは幼い頃から知っていた。学んでしまった嫌な癖。案の定、女は何事もなかったように頭を撫でて笑う。

きもちわるい


「ごはん、なーちゃんの好きなもん作ってくるさかい……ゆっくり待っときいね。」

それだけ言い残して、立ち上がれば漸く扉の向こうへと姿を消した。

「……────はぁ、」

情けない。

あらまぁ、お行儀の良いことだ。利口に生きる方法にしか縋ることでしか生きれないなんて……あんよが下手くそで愚かな人だ。アンタらみたくはなりたかないよ。

そうやって同情して賛美して見下して、自分は違うのだと思っていたはずなのに。

自分は既にあの玩具[ガラクタ]どもと同じ廃棄された玩具だという事実に気づきたくなかったというのに。

いきていたかっただけなのに。

アナタとならば、それが許されるのに。

自分を許していられるのに。

「…………」

動かせるようになり始めたその腕をめいいっぱいに伸ばして、見失ったアナタの手のひらを探した。暗闇を掻いた指先をまた直ぐに床へと落ちていく。

名前が思い出せないアナタ。
顔が思い出せないアナタ。

胡蝶の夢というものが本当にあるならば、あれが夢だというならば、眠ればまた戻ってきやしないか。

瞼を閉じて

また、アナタを夢に見る。
5569バナ飯1/15 15:48
────

──




どのくらい時を見送ったかわからない。響いた喧騒に再び引き戻されていた。喚く女の声がする。とてもではないが独り言ではない。ヒステリックに声を荒げればそれに勝る騒音に掻き消される。悲鳴が聞こえたかと思えば食器が割れて塗り潰される。

夢か現か理解ができずに瞬いていた。

長いこと止んでいた物音が再び鳴った。床の軋む音、足音、ドタバタと忙しく響く。どうやらこちらに向かっていると理解するには一つ思考が遅れていた。


「ぁ」


開いた扉に肩を竦めては身を強ばらせる。
薄暗い部屋に差し込む僅かな光が侵入者の輪郭を謎り、その姿を描いていく。


夢か現かもわからないこの場にいないはずの


「────!!」


人がいた。
5570バナ飯1/15 15:48


理解するよりも先に身体が動いた。つんのめって転げるように倒れてしまう。これほどまでに自らの身体を煩わしく思ったことはない。痛みなど頭にはなかった。ひたすらにその人を追うように掴むように手を伸ばす。
 

アナタの名前が思い出せない。

『先生と呼ぶのはやめたまへ。

【いなくならないで】

私の名前は────』

アナタの顔が思い出せない。

『死ぬとなったら、

【俺は、】

着いてきてくれるの?』

嘘…………全部、憶えてる。

手を伸ばす。

這ってでも、アナタの手のひらに触れなきゃならない。
雑音も、雑念もいらない。
1回きりなんだ。このままだと、アナタを永遠に見失う。

「………………絢桐さ……ん、」
5571バナ飯1/15 15:49
((遅くなりました謝罪します最後一二枚以外まじでいらない部分なので縦読みでどうぞ
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ダイス目を9とする
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・その他
 ・首切り刀用レーティング上昇 r10
   [K20r10]
   [K30+24@8R10]
   [K40+24@8$12r10]
 ・グレイテストフォーチュンは末尾にgf
   [K20gf]
   [K30+24@8GF]
   [K40+24@8$12r10gf]

【謝辞】
本ダイスボットは、
どどんとふ@えくすとり~む
(http://www.dodontof.com/)
にて配布されているBCDiceを
一部改編して作成しました。
たいたい竹流様に感謝致します。
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